Yahoo!広告で「レスポンシブ検索広告」の提供開始｜広告表示の最適化による大きなメリット

2021.04.27

Yahoo!の検索広告において、「レスポンシブ検索広告」の提供が開始されることが発表されました。提供開始は2021年5月12日（水）の予定となっています。（変更になる場合あり）

Google広告では既に提供されているレスポンシブ検索広告ですが、Yahoo!広告でもついに利用できるようになります。

レスポンシブ検索広告とは？

レスポンシブ検索広告は、ユーザーの検索語句やデバイス、広告掲載面などに応じてタイトルや説明文を最適化し、そのユーザーにより深く関連した広告を表示してくれる機能です。

デバイスによって最適化してくれるため、スマートフォンの狭いスペースでもタイトルや説明文が過不足なく視認でき、クリック率の向上が期待できます。

レスポンシブ検索広告では、タイトルや説明文を複数入稿し、その中からユーザーに適したものを自動で組み合わせることで最適化を行います。

Yahoo!のレスポンシブ検索広告では下記の要件となっています。

　・最大入稿件数
　　　タイトル：15件
　　　説明文：4件
　・必須入稿件数
　　　タイトル：3件以上
　　　説明文：2件以上
　・文字数
　　　タイトル：全角15文字、半角30文字
　　　説明文：全角45文字、半角90文字

拡大テキスト広告と異なるのは、複数の文言から組み合わせることでより精度の高い広告を表示しクリック率向上を期待できると共に、ユーザーの属性等に合わせて複数の広告を別々に用意する必要が無く、入稿などの工数を大幅に削減できるのも大きなメリットと言えるでしょう。

なお、広告最適化のための学習期間としておよそ30日間を必要とします。そのため一時的にクリック率が下がる可能性がありますが、学習期間後は大幅な向上が期待できるため最低でも2～3カ月は様子を見ながら効果検証を行うことをおすすめします。

Yahoo!広告でのレスポンシブ検索広告提供開始により、Google広告と同じような使い方ができるようになります。

Yahoo!広告とGoogle広告ではユーザー層などに異なった傾向や強みがあるため、自社の顧客に合わせて使い分けることで広告効果を最大化できるようになるでしょう。