【事例】

車載用バッテリーのEC販売 Amazon出店・コンテンツマーケサポート

車載できるサイズの海外輸入バッテリーのEC販売について、Amazon出店やコンテンツマーケのサポートを行いました。
品質は高いものの海外無名メーカー製の商品でしたので、国内のコンテンツが一切ない状態からクライアントと連携し商品の性能や魅力について具体化、販売ページの構成設計からデザインなど販促における諸作業を代行し、販売開始をサポートしました。
さらにAmazonページの作成から、SEOのコンサルティング・コンテンツマーケまで幅広く集客のサポートを行いました。

Amazon出品ページの作成

社内ナレッジとして「Amazon内SEO」とでも言うべき、評価されやすい販売ページ制作のロジックに基づきページ内テキストを構成。
LPOのノウハウを活かして商品ページ内の画像一つ一つにも拘りページを作成しました。
販促動画の構成や制作サポートまで行い、目覚ましい売り上げに繋げることができました。

EC販売のためのコンテンツマーケティング

EC販売を念頭に行うコンテンツマーケティングには
①紹介ページから販売ページに遷移する必要がある(籠落ちリスク増)
②文章だけでは伝わらない商品の魅力も多い
③実際の利用シーンを想起させる必要がある(販売ページ内にはおさまらない可能性が高い)
といったいくつかの特徴があります。

①紹介ページから販売ページに遷移する必要がある

どうしてもページ間の移動で、販売ページ内での途中離脱が増える傾向があります。
ページを読み込んだり、購入を検討している際にページ移動など何かきっかけがあると、言うなれば「我に返る」状態になりやすいのかと推測しています。
上記した通り閲覧ユーザーの動きとしても不利ですし、販売ページの仕様によっては計測やヒートマップでのモニタリングも行いにくくなるのはEC販売特有のハードルです。販売ページの仕様決定・改修など制作も対応できるマーケ会社に依頼することをお勧めします。

②文章だけでは伝わらない商品の魅力も多い

主に物品の販売になるので、勿論文章だけでなく現物を見て判断したいというニーズが多くなるのも特徴と言えます。
この時、ページにただ漫然と商品のビジュアルを載せている企業様は多いですが、この時考えるべきは「どういった情報を顧客は欲しているか」です。
この情報さえ満たしていれば、商材によってはかなり画素粗目の写真でも売れるときは売れます。
顧客が何故その商品を買うのか。顧客が求める商品の要件を意識しましょう。
色に惹かれるのか、形に惹かれるのか、角度に惹かれるのか、スペックに惹かれるのか etc…
競合の製品に比べて、代替手段に比べて、どこがどう優れているのか。何故その製品でなければいけないのか。
販売者が一番把握していなければいけないことです。
そしてこの要素を伝えるにはどういった写真であるべきか。考えて商材の写真を選びたいものです。
とはいえこうした要件定義や訴求力のある写真選びにはやはり慣れが必要なので、売上が伸び悩んでいる商品にお困りの方はマーケターに依頼するのが良さそうです。

③実際の利用シーンを想起させる必要がある

ほぼ全ての商材は「利用するために買う」ものです。
「買う」ことは勿論手段ですが、「利用する」こともあくまで手段です。
目的は「利用する」ことで得られる「メリット」「ベネフィット」です。
勿論「利用する」情報は不可欠ですが、「メリット」「ベネフィット」に関する情報というのは案外販売側は見逃しがちです。
画像を使うにしても、写真から「メリット」や「ベネフィット」が伝わる画像にしましょう。

こういった特徴を踏まえ、コンテンツディレクションを行ったことで、この車載用バッテリーは当時の大ヒット商品になりました。
(余談ですがこの案件のカウンターパートの方は、この商品の大ヒットを皮切りに一気に昇格されました。)

原価がある分ECは攻め方が特に重要

EC商材は世の中に数多ありますが、実際に売れる商材は極一部です。
一方で仕入れに必ず原価がかかり、送料や梱包などフローとしても煩雑なため、損益分岐の条件自体は厳しくなってくることが多いです。
勝たないとその後のグロースが望みにくい分、プロモーションには高いレベルでの戦略・戦術立てが必要になります。
ぜひご相談ください。

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