年間数億円規模のリスティング・その他広告運用
医療人材(医師・看護師・薬剤師等)の転職斡旋サービスについて、リスティング・SNS広告など有料広告全般の運用を承りました。
大手グループ企業様からご依頼いただいた案件でしたので、月間の予算は平均数千万円、年間数億円規模の大型案件となりました。
医療業界の案件、特に人材系はどれも高い難易度を誇ると言われており、弊社としてもかなり試行錯誤が必要な案件ではございましたが、その甲斐あって広告業界全体でも稀有な打ち手と顕著な実績を残すことができました。
リスティング・SNS広告・Indeed広告など、ありとあらゆる広告媒体を活用
Google/Yahoo!リスティング(検索連動型/ディスプレイ広告)・Facebook/Instagram/Twitter/Lineといった各種SNS広告・Indeed広告やCriteoといったフィード活用型広告・各種DSPなど幅広い広告媒体で、面/ターゲット/クリエイティブ/入札/メニュー/アカウント構造といった多様な軸に着目しながらでPDCAを重ね、各メニューで獲得効率を追求いたしました。
「医療人材業界」特有の難しさ
広告代理店界隈ではよく「医療人材業界の集客は難しい」と囁かれています。
理由として、
①ターゲットの母数
②競合性
③CTR・CVRといった反応率の低さ
④業界構造の把握難易度
が挙げられるようです。
①ターゲットの母数
医療従事者を目指す場合、国家試験という高いハードルと受験のための学部選定・試験勉強と少し考えただけでも、他の職業にくらべ就業のためのハードルがかなり高いです。
医師・薬剤師は約30万人、看護師は約100万人と、他の業界と違いターゲットの総数自体がかなり少ないというのが一つの要因になります。
特に、最近ポピュラーとなったAI・人力問わないデータ重視の運用を行おうとしても、ターゲット数の少なさによりデータの蓄積に時間がかかり、クイックな運用が難しくなり気付くとCPAが高騰しているといった事態が多く見られます。
②競合性
医療従事者は就業のハードルが高いだけあり、皆さん年収も高めです。それに伴い人材斡旋会社に支払うマージンも高い金額になりがちという要素が、各社の人材獲得競争を加熱します。さらに、就業ハードルの高さから業界的に人材不足の問題は常に抱えているので、採用決定率も他の業種に比べ高めです。
結果として人材一人当たりの見込み利益が高くなるため、広告の獲得単価も許容ラインが高騰。
このことで広告のクリック単価が上がり、結果としてCPAも高くなりがちという構造です。
③CTR・CVRといった反応率の低さ
国家試験を潜り抜けた優秀な方が多くいる職業なので、基本的に皆さんリテラシーは高めです。ITに限ればその限りではないのですが、その分インターネット広告への反応率は他の業界に比べ低い水準となりがちです。このことがデータ蓄積のスピードにも大きく影響します。
④業界構造の把握難易度
業務で使う専門医療用語や生活リズムなど、やはり一般の広告運用者には想像しにくい部分が多いようで、せっかく考えた広告訴求も刺さらないというケースが多いようです。(一方で、一般生活者としての感性もところどころ持ち合わせているため、過剰に合わせようとし過ぎてズレが大きくなるペースもあり。)
CPA大幅ダウン、複数媒体の活用で獲得拡大+安定化
弊社の試行錯誤とノウハウの活用で、各媒体でCPAが大幅ダウン。媒体社調べで競合比トップの配信効率を実現しました。
また、それまでになかったアカウント構築ロジックの立案により、某大手広告代理店で注目アカウントとして扱われることとなりました。
業界構造理解と、大規模案件への対応力が武器
PROMETHEUSは、各業界に知見のある人材を多く揃えており、勿論医療業界についても対応の範疇です。
また上述した通り、年間数億の大規模案件の運用実績もあることから、大規模案件特有の問題や社内調整についても熟知しております。
「既存の運用会社のパフォーマンスに不満がある」「既存代理店の事業理解が甘く、トラブルが多い」といったお悩みがございましたら、いつでもお問い合わせ下さい。