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オウンドメディアの類型化|構成要素と目的から見るオウンドメディア

サービスの認知度・検討期間に見る、WEBサイトの類型

最近は集客施策の一環として、オウンドメディア制作をご依頼いただけるケースも増えてまいりました。
ただ、一口に「オウンドメディア」と言ってもクライアント様によって完成イメージが異なるケースも多いようですので、オウンドメディアのパターンについていくつかの軸で考察してみました。

オウンドメディアの目的

まずオウンドメディア自体の目的を大別すると、
見込み客の
・認識の変化
・行動の変化
により、
①リーチ(接点)の拡大
②ブランディング
③見込み顧客の情報の収集
④マネタイズ
を図っていくことに集約できるのではないかと思います。
(どれかだけというケースは少ないですが、目的やそれに伴う構成要素のウェイトにより分類されていくイメージ)

一般的なメディアを構成する要素

また一般的にメディアを構成する要素としては
トップパネル/文章(記事)/フィード/リンク/フォーム/カート
など、
(今後はここに動画が挙がるのがスタンダードになれば良いですが)

さらにメディア全体に大きな影響を与えるトップページの構成として
・ポータル型
・ランディングページ型
・検索エンジンなどギミック型(少ないですが)

などがあります。

目的や要素から分類する、オウンドメディアのパターン

目的や要素をベースに類型化するのであれば
世の中的に良く見るのは以下の3タイプなのかと思っています。

・リーチの拡大を主軸に置いた、ポータルサイト

トップページは記事などへの内部リンク主体で構成。SEO的な評価をトップに集約させたり、メディア内回遊を促したりと、とにかく接点を増やすという点において有利。ページ内に検索窓などが置かれているケースも。

・ブランディングサイト

トップページは画像や動画+文章メインで構成。ランディングページ型に近い配置になるが、テキストの量と内容、内部リンクなどの点で違いが出る。

・会員登録や購買を重視した会員登録/販売サイト

いわゆるランディングページに記事領域を追加し、SEO的にリーチ拡大し最終的なコンバージョンを重視する形で運用するタイプ。フォームやカートに重点が置かれているタイプ。

また、一口にブランディングといっても
・商品、サービスの認知度向上
・「世界観」「イメージ」の拡散
・既存顧客のロイヤルティ・エンゲージメント向上
などいくつかのパターンに分けられたりと、各社ビジネスモデルや市場によって切り口が異なるため、型自体が更に複雑化していくイメージです。

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